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2020年7月10日

最近思うこと…マネージャーのつぶやき

20200710-1

令和2年7月10日(金) 線状降水帯なる耳慣れなかった言葉がすっかり定着してしまった今年の梅雨。大阪は時折晴れ間が見えたりしますが、九州・四国・東海地方からは悲しいニュースが毎日飛び込んできます。

新しいモデルブックが出来て2週間余、新しい所属モデルさんも稼働しだした中、これまでぼんやりと感じてきたことが目に見えて増えてきたような気がします。新型コロナウィルスの影響でスタートが遅れた今期、この時期に綴ってみたいと思います。このブログをご覧になっているモデルの皆さん、マネージャーに直接でもいいですし、メールでも結構ですのでご意見・ご感想・ご批判などお寄せいただければ幸いです。

Case-1; とあるインフォマーシャルの収録で…事前に参考になる動画をご覧いただくようURLをお伝えしました。あるモデルさんはそこから抽出したコメントを自分なりにメモにして持参されて予習をされて来ました。別の収録の際は動画が見つからなかったのですが、あるモデルさんは自己の経験も踏まえてテレビの向こうの視聴者に語り掛けるようにコメントされました。一方で別のモデルさんは一言の感想だけに終始し、ディレクターの問いかけに対しても同じコメントを繰り返すばかりで、最後には沈黙してしまいました。

自分が何の仕事(撮影)に行くのか、ギャラ(出演料)をいただく以上は、先方様にご満足いただこうという姿勢の有無がここにはあります。しかし、決して上手く言おうとか、全てのお仕事に対して「予習や準備」をしなければならないという訳ではありません。全ての情報が事前に示されているものではないからで、中にはこちらにも極々ほんの一部しか明らかにされていない場合もありますので。

オファーを出した時に「ギャラはいくらですか?」と返して来られる方がたまにおられます。コンビニのバイトなどでも同様ですが、対価をもらう以上はそれに見合うものを提供せねばなりません。拘束時間ではありません。まず考えていただきたいのは「自分がそのオファーに応えられるかどうか」「100%とは言わないまでも、少なくとも60%以上を目指す」ことです。中にはいつも120%を目標にしていて、その次のオファーをいただけるよう考えている方もいるのですから。

Case-2; 時代物のドラマの収録で…一言に「時代物」というと時代劇が頭に浮かびますが、いわゆる「明治・大正・昭和」も時代物に当たります。特に昭和終盤・平成~令和の時代に生まれた方にとっては、その時代の文化を理解しておく必要があります。テレビ局によっては一からレクチャーしてくださる場合もありますが、中には「それは出演が決まった時点(中にはその仕事のオファーがあった段階)で当然自分で勉強しておくこと」というスタンスのところもあります。特に女性の『シャギー、ネイル、まつ毛エクステなど』男性の『染髪(茶髪・金髪)、ピアスなど』はほぼ平成・令和の文化で、昭和にはあり得ないものと考えられており、出演時にはノーマルにしておく必要があります。中には時代物のオファーにいつでも対応できるように「黒髪&ノーシャギー」を保たれているモデルさんもいらっしゃるほどです。強制ではないですよ…念のため。

Case-3; 最近の写真とは?…これも時代物とはニュアンスが似ていますが、昨今皆さんに「最近の写真を送ってください」とお願いすることが多くなってきました。私は「7月現在の写真(白背景・バストアップ)」と明記しています。なぜ白背景なのか?というと「髪色」や「顔や体型の輪郭」を見るためです。背景が真っ黒だとダークブラウンの方は判別しにくく、また柄物の背景だと輪郭がぼやけてしまいます。また「7月現在の写真」とお願いしたのに、数カ月前に送ってこられたものと同じ写真を送って来る方。皆さんの個々のプロフィールには<2020/07/10 現在の写真>とその時の日付を記載して写真を貼付していますので、すぐ分かります。そんな時私は「この人は横着する人なんだなぁ」と思います。

一方で最近はいわゆる「加工アプリ」で撮った写真を送って来られる方が本当に多く困っています。「最近の写真」も選考の対象になるのです。しわやほうれい線が全くなく、思いのほか目が大きくなった写真をご覧になって選ばれたとしましょう。いざ現場に行くとそのモデルはしわもほうれい線もあって目もさほど大きくなかったとしたら…それは詐欺です!冗談でなく。オーディションがあるケースならまだしも、オーディションがなく写真選考のみで決まる案件の場合は、先方様はプロカメラマンが撮ったモデルブックの写真と、現在とに遜色がないかを比較されているのです。

Case-4; ヘアカットっていつするの?…先日オーディションがあって、とあるモデルさんが決定になりました。ところがその後本番日を迎えるまでに長い髪をバッサリと切ってしまいました。「本番にはキレイにして臨みたいから、ウッカリ」という理由でしたが、決定になったのは、演技力や仕草だけでなく、その容姿も含まれています。髪型を変えるというのはその容姿を勝手に変えたことになります。髪を染めてしまうことも同様です。

これは大人のモデルさんのケースでしたが、小さなお子さんにもこれまで何度もありました。今の暑い時期、男の子が丸坊主やスポーツ刈りになってしまっていたり、女の子がショートヘアーになっていたりと…。モデルブックに同封した書類の中に「髪型・髪色を変えたい前には事務所にご相談ください」と書いています、切った後や染めた後ではすぐには元に戻せません。

大人のモデルさんで専業でされている方はまだ少ないです。皆さん何かしらのお仕事(本業)と並行してキャストプランの活動をされています。スケジュールについては本業優先は仕方がありませんが、一度オファーを受けたキャストプランの出演案件も「お仕事」なのです。私たちマネージャーはこれが本業です、だからこそ真摯に向き合い、皆さんに苦言を呈したりするのです。そうすることで、皆さんとの信頼関係が築かれ、先方様とも次へ次へ繋がっていくのです。大人のモデルさんも、キッズモデルの保護者の方も今一度、原点に立ち返っていただきますよう、何卒宜しくお願いいたします。

文責;マネージャー・堀之内

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